第32回運営ミーティングを開催しました
2025年6月22日(日)に第32回となる運営ミーティングを開催しました。
RUDY JAPANは患者のみなさんと一緒に進める医学研究です。(詳しくはこちら)
運営ミーティングでは、ウェブ会議システムを利用して、患者と研究者が定期的に集まり、進捗状況の共有や今後の方針についての話し合いを行っています。
今回は、5人の患者さんと1人の研究者、そして事務局メンバーが参加しました。
今回は、運営状況の報告のほか、RUDY JAPANでの研究活動に基づく成果物の報告、および関連する新しい研究プロジェクトの紹介を行い、全体について意見交換を行いました。
2024年下半期からの1年間にかけて、RUDYで行っている患者・市民参画(略称PPI:研究を患者とともに進める動き)についての成果発表が複数行われました(※後日お知らせ記事でご報告します)。
特に、2024年10月号の「遺伝子医学」という専門雑誌においては、これまでの運営ミーティングでの意見交換を振り返り、その意義や今後の課題を報告しています。
そこで、今回は、運営ミーティングでのこれまでの活動をどのように学術的に報告したか、運営ミーティングのメンバーの皆さんと共有しました。
加えて、二つ目の話題として、関連する新しい研究課題の採択をご報告しました。
この新しい研究課題では、RUDY JAPANがこれまで行ってきたPPIの取り組みを発展させつつ、
今後は他疾患で行われる患者・市民参画のプロジェクトとのコラボレーション(参加者間の交流など)の企画も構想しています。
全体の報告を受けて、患者パートナーからは、
「RUDYで意見交換に参加することが、どのような成果につながるのかが少し見えた」
「(新しい研究プロジェクトに関して)医学部生や広くさまざまな患者さんなどに伝わり、患者・市民参画が広がっていくと良い」
といった反応がありました。
RUDY JAPANへの問い合わせやコメントなどは、いつでも下記のメールアドレスで受け付けています。
上記の検討内容へのご意見や、運営ミーティングに出てみたいといったリクエストなど、何でも大歓迎です!
rudy[at]hp-info.med.osaka-u.ac.jp
※@に置き換えてください。また、医療相談にはお答えしかねますのでご了承ください。
※事務局都合により、第30-31回の開催報告は現在準備中です。恐れ入りますがご了承ください。